現在放送中の日本テレビ系列土曜ドラマ「良いこと悪いこと」に刑事・金田大樹役として出演している木津つばささん。
木津つばささんは、2.5次元舞台と呼ばれる漫画やゲームが原作の舞台作品に多く出演している。タイムリープするヤンキーや、世界中の人類が石になった世界で生きる科学少年や、架空の江戸時代の抜け忍……。そんなファンタジックな設定の中でお芝居をすることが多かった。
一方で「良いこと悪いこと」は現代日本が舞台。起きる事件はセンセーショナルでも、私たち視聴者が暮らす日常の延長のように感じられる。
「金田刑事も交番務めから始まって刑事課まで昇進していったのかな」とか、「あのインスタント麺はどこのコンビニで買ったんだろう」とか、妄想が膨らむ。つまり、物語の世界への親近感が段違いなのだ。なにこれ、楽しい!!!
もちろん、ファンタジックな世界にも面白さはある。でも、つばさくんが演じる役がこの地球にいるかもしれないという感覚が新鮮で面白い。
オタクは強欲なので、ここで「面白かったね」だけでは終われない。もっと欲しい。
というわけで、木津つばささんに演じてほしい役5選〜現代日本編〜を考えました。
「良いこと悪いこと」さえまだ中盤ですが。先を見通すことは何事においても重要なので。
①ラブコメ映画の男子高校生
木津つばさ、まだ高校生行けます!!!少年の心は捨てていません!!!
贅沢を言えば主演で世のJKをメロメロにしてほしいけれど、個人的な趣味で言えば主人公が所属するグループの3番手くらいがいい。そして文化祭のステージで主人公とバンドを組んでベースを担当してほしい。
この世界線の役は、恐らく長く付き合ってるor長く想いを寄せている相手がいて、女の子の機微に聡いので、主人公カップルにいいアシストをします。
②若いパパ
パパ役って割と長くできるけれど、若いパパをやるには今しかないんですよ。
スーツ姿でママチャリに乗って子どもを保育園に送る姿とか、全力で子どもと鬼ごっこする姿とか、若いパパならではの奮闘を演じてほしい。それから、あと少しでつばさくんも運転免許が取れるらしいので、でっかいファミリーカーから子どもを抱き下ろすシーンも絶対に入れてください。
この類のドラマはオフショットも大事です。各種SNSでつばさくんが公私共に擬似パパになっているのを全世界に流してほしい。
③職場の逆紅一点
男性看護師とか、男性保育士とか、女性が多い職場の唯一の男性職員をやってほしい。つばさくんの愛嬌が女性の中で発揮されているところが見たい。歳上のお姉さんたちの中で、なんだかんだ可愛い弟ポジションであればなおよし。
私が再演または続編を待ち望んでいる作品に「風都探偵 The STAGE」があるのですが、それはお芝居やビジュアルもさることながら、共演者の女優さんにアフタートークで“年下の男子”扱いされていたつばさくんが最高だったからです。主演舞台のアフタートークを精一杯盛り上げようと登場から張り切って声を出すつばさくんに「今日テンション高くない?」とバッサリ言われる始末。年上女性×弟属性木津つばさ、需要あります!
青二才発言をしてお姉さんにボロカスに言われてもいいし、妙に悟った発言をして生意気!!って言われてもいい。
④有川ひろ作品
私は学生時代、少女漫画よりも、有川ひろ作品でときめきを摂取していました。
有川作品の男の子の、素直さと思いやりってつばさくんの中にもあると思うんですよ。
演じてほしい登場人物は沢山いるけれど、有川作品のつばさくんに勝機を感じているのであえて言いません。
あなたの考える最高の有川作品×木津つばさがありましたらぜひ私にも教えてください。
⑤当て馬
初めて好きになったドラマの登場人物は花沢類でした。そんなオタクが当て馬を嫌いな訳がない。むしろ当て馬しか好きになれない。
私が1番好きな当て馬は、ヒロインの前で散々かわい子ぶり、ヒロインを翻弄する手練れにも関わらず、ヒーローに対しては「俺、あんたに負ける気ないんで!」とか言って啖呵を切るような、敵対心剥き出しのタイプ。そんなの絶対木津つばささんにぴったりじゃん!!!
それから、今年の夏頃のつばさくんの金髪からイケパラの中津の風味を感じたので、お調子者フルスロットルの当て馬もあり。超おバカだし、全然勝ち目はないけれど、ヒロインが1番落ち込んだ時に励ましてくれる、愛すべき当て馬。最後にはなかなか告白できないヒロインの背中を押して「あいつに泣かされたらすぐ言えよ!ぶん殴ってやるから!」って涙目を無理やり笑顔にして言ってる。最高。
というわけで、木津つばささんに演じてほしい役5選〜現代日本編〜でした!
実は謎の照れが生じて、演じてほしい且つ世間的にも人気が出そうな役柄ばかりを書いたので、もっと自分の欲望を吐き出したら10選でも100選でもいける。本当はもっとどうしようもない役もやってほしい。それから、日本でリメイクするなら絶対に演じてほしい韓国ドラマもあるし、この人の作品に出てほしい!って監督もいるし、この人の脚本を演じるつばさくんが見たいなと思う脚本家もいる。
それが全部叶うかもしれない!
いつも舞台上のつばさくんから、夢のような世界を見せてもらっていたけれど、つばさくんが“連ドラ俳優”になって夢がまた大きくなった。
次に出会う俳優・木津つばさとはどこで、どんな姿で出会えるのだろう。
未来に想いを馳せながらも、まだまだ続く「良いこと悪いこと」を存分に楽しみたい。